香衣の仮母屋

二ノ宮香衣が書く韓国ドラマ≪宮≫専門の二次小説です。

六番目の男

夢のあとで… 7

「ヂニは何故ウォンの殺害を依頼した?」
「ヂニは……悪魔だ…。ウォン以上に悪魔だ。ウォンのやり方に不満を抱いていた…。ウォンが死ねば…全て自分の思い通りに行く…そう思ったのだろう……。ヂニからウォン殺害を依頼された時……ウォンが死ねば私も自由になれると思った……。実際には……ヂニに使われるだけなのだが、ね……。」続きを読む

夢のあとで… 6

ファン・インス襲撃事件から一週間。
サン・ウンジュクが死んだ事となった以上ファセン伯母上もアメリカで暮らす意味もなくなり、伯母上は景福宮に残ることになった。
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夢のあとで… 5

上殿を出てそのまま向日葵畑へ向かった。

チェギョンは白のサマードレスを着て白い帽子を被って向日葵を見上げていた。

少し離れたところにはオ内官、チェ尚宮とパン内人、それとチョン・クネがいる。
皆俯いて涙を堪えていた。続きを読む

夢のあとで… 4

ファン・インスは観念したのか、病院のベッドの上で自分の犯してきた罪を認め、軽い取り調べにも素直に応じているという。





あれから三度目の朝を迎えた。



「ファン・インスが太弟との面会を希望しているそうだ。」

この日の朝の挨拶でそう上皇陛下から告げられた。

「私に……?」

上皇陛下は頷いた。続きを読む

夢のあとで… 3

パン内人お姉さんが向日葵をメインにしたフラワーアレンジメントをベッドサイドに飾った。



「……向日葵……。」

「はい。こちらは恵政宮様からのお見舞いでございます。」

「伯母様から……?」


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